長いこと育休をとっていた
4月の上旬から6ヶ月間、育児休暇を取得していました。経済的には困窮することはなく、社保諸々の調整により手取り月収ベースで8割程度の収入を維持できました。就労していた期間の兼ね合いで賞与もほぼ満額いただけたので、次の賞与では就労期間の逆の調整が入ることを覚悟しています。10月1日から職場復帰を予定しています。
良かったこと
育休期間中に最も良かったことは、妻を十分にサポートできたことです。妻が機嫌良く過ごしてくれたのはまさにその証左であると思っています。暑くて外に出られない中での困難な育児を夫婦で乗り越えることができました。
家事スキルも大幅に向上しました。料理のレパートリーを増やすことができ、妊娠後期から継続している多くのルーティンの家事を私が担うことができるようになりました。
長女の育児にもしっかりと関わることができ、パパみしりとは無縁で、多くの成長イベントに立ち会うことができました。長男とも仲良くなれ、送りで30分、帰りで1〜2時間程度毎日遊ぶことで、こちらも多くの成長イベントに立ち会えました。
地域や親族との繋がりも強固にできました。
技術面でも基礎にじっくり取り組むことができました。具体的には、RDSを中心としたデータベース周り、TCP/IP周り、データ構造とアルゴリズムについて学習を進めることができました。
悪かったこと
一方で、AI関連のアップデートに完全に取り残されてしまいました。コーディングエージェントの本格普及に立ち会えなかったのは残念で、多分ソフトウェアの歴史上最も休んではいけない6ヶ月だったかもしれません。
会社での立場も悪化していると感じています。これは被害妄想かもしれませんが、休んでいた分の評価が0になっているのは当然のことだと思っています。
また、家族が私がいることに慣れているため、復帰初期には摩擦が起きそうな予感がしています。
復帰にあたり
家庭運営
家庭単位で見た時に、単純に私がする仕事が増えるだけで、その分家事育児が減るわけではありません。それを担うのは妻になるため、依然として育児は大変なフェーズが継続中です。
復帰後は、朝・夕にちゃんと家事をすることを心がけます。余計なこだわりは捨てて、そちらに回せる家事はすべて回すよう妻と合意形成をしていきます。また、妻への感謝を明確に口にすることを忘れずにいたいと思います。
職場復帰
会社での評価、新技術へのキャッチアップ、基礎の習得などについては動きが鈍くなるのは自明です。3日/週の出社必須になったので絶対的に時間は不足し、技術でとんがるのは多分もう無理かもしれません(数年は…)。
復帰後は、アサインされたプロジェクトに全てをかけることを心がけます。職業エンジニアというよりは、サラリーマンのエンジニアロールという感じになるかもしれませんが、それも一つの選択肢として受け入れていきたいと思います。