昇給した
6 月は弊社においては期末にあたるので、人事考課があった。 結果としては、昇給した。
別に昇給は毎年してもらってるし、過去最高というわけでもない。 ただ、今回の昇給を持って、
- エンジニアデビュー時の 2 倍になった
- エンジニアになる前のアッパーミドルな年収を完全に超えたこと
という点を持ってメモリアルなわけである。
また、細かく書くのも憚れるが、今期においては評価を地に堕とすようなやらかしをしているので、まさか昇給をしてもらえるとは思えなかったのである。 そこで、自分にとっての自分の見え方と、評価者からの見え方に乖離があることがわかってきたのである。
なぜ昇給したかの振り返り
なぜ昇給したかといえば、端的にいえば「置かれた場所で精一杯頑張った結果、成果が出たから」というところのようである。
とかくエンジニアというもの、なまじっか転職市場が活発だったり、一定以上レベルの人的供給が少ないなどの特殊事情により、自分の方向性を自分で決めるという意識が他の職種に比べ高いものと感じる。
現に私もそうである。
年収を上げたい = そのためには弱点を埋める or 長所を伸ばすのだ = そのためにはこの仕事を選びたい
そんな考え方を常々しており、目の前の仕事をサボりはしないものの、おいしい・おいしくないをけっこうシビアに見ていたりするのだ。
だが、今季の自分としては、案件の人間関係で大きな失敗をし、そのリカバリーでマネージャーからの多大な支援と温情をいただいたことへの感謝の表明として、置かれた場所で精一杯頑張るということを徹底したのである。
それが評価につながったものと思う。
何を考え直すべきか
今の会社では評価基準についても明文化されており、それなりに具体的なものになっている。 その中に「最後までやりきったやつを評価する」旨の記述があったりする。
転職しながら年収を上げていくエンジニアの職業観において、最後までやり切るというのは賢明とはいえないと表面上は思えたりする。
しかし、前提を転職ではなく継職(という言葉はないけど)とした場合には、最後までやり切る重要性は言を俟たないし、それが明確な評価基準になっているのである。
どのみち、年齢やライフステージを考えるとフットワークの軽い転職は不可能なフェーズである。 まずは目の前の仕事にフォーカスしたスキル獲得を目指していくのが今は最適と思い至った。
ということで、英語だコンテナだとやるべきと思うことはいろいろあるが、まずは Python や pytest などテンションの上がらないものにまっすぐ向き合ってみようと思う。